学校法人電波学園 あいち福祉医療専門学校

働く先輩に聞く

本校で学んだことを社会で実践する卒業生に、仕事のやりがいやアドバイスを教えてもらいました。

介護福祉士

「本人の望む生活」とは。その言葉を大切に。

伊藤 大輔さん(2012年卒業)
グループホームはるた 勤務
名古屋市中川区

私は認知症と診断されたお年寄りが少人数で暮らすグループホームで、着替えや入浴の介助、一緒に食事をしたり、散歩をするなど、それぞれの利用者様に応じた日常生活をサポートしています。そうした中で一番大切にしているのは、利用者様とのコミュニケーション。もちろんプロとして知識や技術は大切ですが、それ以前に人と人との関わりを第一に考えています。これは学生時代に学んだことの一つですが、認知症の方にはそれぞれ自分の世界があり、その行動や言動には意味があります。だから絶対に否定せず、相手を尊重して理解する。そうすることで生まれるのは信頼関係ではないでしょうか。利用者様に何が必要か?自分に何ができるのか?も見えてくるように思います。とはいえ、ご自分でできることはやっていただく。それが症状の軽減に繋がることもあるから。決してやりすぎず、"見守る"ことも私たちの大切な役割です。

また、この大きな体型だからかな?(笑)、この施設には私を頼りにしてくださる方がたくさんいて、それを励みに日々頑張っています。今後は利用者様へのケアの幅を広げるため、自分自身のスキルアップにも繋がるケアマネージャー資格にチャレンジしたいと考えています。

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精神保健福祉士

共に働き、共に歩む。地域の中にも職場がある。

中村 晋児さん(2005年卒業)
医療法人 福智会 NPO法人福心 勤務
Cafe&Gallery寸心 サービス管理責任者・施設管理者
名古屋市昭和区

今の私の職場と仕事内容を語ったら、精神保健福祉士の仕事がいかに幅広く、奥深いかということを感じてもらえるのではないでしょうか。

私は医療施設に就職して、1年間のデイケア勤務を経験した後、地域生活支援センターに異動し、さらにその後、現在のカフェに配属になりました。このお店では、障がいを持つ人々とケーキを作り、接客し、店舗を整えるといったカフェの運営そのものを一緒にやっていきます。ここでは障がいを持った方が一般の方と関わり、彼らが作ったケーキを食べて喜んでもらえる、そんな場面を通じて自信を取り戻し、未来に向かって歩んでいます。

精神保健福祉士の仕事場は病院や施設だけでは決してありません。私のように街の中にあるお店で支援をしている人間がいるように、地域の色々な場所で支援をしていくことが大切だと思っています。

実は私自身も就職する前は、病院で働くイメージだったんです。でもここで仕事するようになり、本当に意識が変わりました。ソーシャルワーカーとは、地域の中で広く温かい目でサポートしていく職業なのだということに気がつきました。

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理学療法士

いずれ自宅で生活ができるように、道筋をたてるためのサポートを。

森 康二さん(2015年卒業)
医療法人 社団福祉会 高須病院勤務
愛知県西尾市

様々な理由でリハビリを必要とする入院患者様が、自宅に戻れるようになるまでサポートするのが主な仕事です。起き上がって、座って食事をし、車椅子に座る、といった基本動作ができるようになるまで、お手伝いをします。私たちの仕事は、ドクターやナース、介護士など、病院内のあらゆる職種の方と関わりながら、一人ひとりの患者様をすべての観点からサポートしていきます。やがて自宅で生活ができるようになるまで、チームを組んで見守っていきます。初めて担当した患者様が退院するときに「ありがとう」と言われた瞬間は、本当に嬉しかったことを今でも覚えています。

短くて数週間、長いと半年近く入院している患者様もいます。体の一部を見るだけでなく、全体を見ながら、動きをイメージして、時間をかけてゆっくりと動かせるようになるまで一緒にリハビリをおこなっていきます。自宅で以前のように生活をしていただくために、そのイメージトレーニングを一緒にしながら道筋をたてていく。その道のりを共に歩む充実感を、日々感じています。

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作業療法士

患者様と一緒に喜びを感じられる。それがこの仕事の魅力。

小林 遥香さん(2015年卒業)
医療法人 桂名会 木村病院勤務
名古屋市名東区

私の母はケアマネージャーをしていました。そのため小さい頃から、母が勤める施設に遊びに行く機会があり、自然と将来は福祉や医療に携わる仕事がしたいと思っていました。あいち福祉医療専門学校では、同じ目標を持つ仲間がいたからこそ、共にがんばって学ぶことができたと思います。先生方は私が遠方からきて一人暮らしをしていたため、生活面でもいろいろ相談にのってくださいました。オン・オフがはっきりしていて、学生と先生の距離が近く勉強もプライベートも充実した3年間でした。

一日当たり6~7名の患者様に対してリハビリを行っているのですが、私たちOT(作業療法士)とPT(理学療法士)による話し合い以外、ST(言語聴覚士)やNS(看護師)とも情報を共有し合って今後の目標を設定し、チームリハとして患者様に最適なプログラムを提供しています。実際に働き始めて思うこの仕事の魅力は、やはり患者様と一緒に回復の喜びが感じられることですね。例えば、中心性頸椎損傷の患者様を担当した時のこと。入院当初は上肢機能の低下により、両手が動かず自分で食事がとれない状態でしたが、リハビリに積極的な方だったので、少しずつ筋力が回復し、上肢機能の改善に伴って食事やその他の日常生活動作を獲得されました。患者様の笑顔を見ることができ、とても嬉しかったです。そうした気持ちを忘れず、今後も、身体機能だけでなく患者様の退院後の生活を見据えたアプローチを行っていきたいと思っています。

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「働く先輩に聞く!」バックナンバー
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