学科案内

理学療法学科 3年制男女

医療現場と結びついた質の高い授業。
最新機器の活用技術も確実にマスター。

理学療法士の仕事

可動範囲を広げる運動療法
関節の曲げ伸ばしにより可動範囲を広げたり歩行練習を行うなど、基本的動作能力の回復を促します。
物理的な手段で治療する物理療法
電気・光線・温熱・マッサージなどの物理的手段によって痛みの緩和、循環の改善などを促します。
補装具のコーディネート
患者さんのことを一番に知る立場から、義肢装具や車椅子の設計・調整にも携わります。
スタッフとの連携
ケガなどによる障がいのほか、脳卒中による麻痺、小児の運動発達の遅れなどにも対応します。

理学療法士の活躍の場

病院 / 診療所 / 老人保健施設 / 通所リハビリテーション / 訪問リハビリテーション / 市区町村役場 / 保健センター / 大学院 / 研究所 / 企業 / 障害者福祉センター / 障害児(者)通所・入園施設 / 障がい者スポーツ施設

4つの学びのポイントで、理学療法士の合格力と現場での実践力を身に着けます

東海地区 実習施設100ヵ所以上

さまざまな人と出会いふれあうことで、教科書だけでは知ることのできない経験を得るはずです。実習後は、実習報告会で反省点を客観的に分析。新たな課題を見い出し、次へ活かせます

多くのエキスパートが授業を実施

大学の教育・研究者、現役医師、現役理学療法士が教壇に上がり、国家試験対策のみならず、医療従事者としての心がまえや理論を教授します

確実に習得するために総合学習論導入

医療従事者として必要な基礎力を養うため、理解が深まるまで繰り返し指導。基礎が固まったら段階的に予習、復習を展開し、学んだことを着実に身につけます

日々進化する医療機器を学ぶ

3次元動作解析装置や重心動揺分析計など精密な臨床医療機器を利用した検査や、治療シミュレーターを取り入れた手技・実技も学びます

時間割(1年次前期の例)

(2022年度実績)

1時限
9:30

11:00
老年学 理学療法管理学 運動学実習 解剖学Ⅲ 解剖学実習
2時限
11:10

12:40
解剖学Ⅳ 臨床心理学 HR 人間発達学 生理学実習
3時限
13:30

15:00
言語療法学概論 生理学Ⅱ 内科学 機能解剖学Ⅱ 運動療法学
4時限
15:10

16:40
理学療法評価学Ⅰ 内科学 総合学習論 機能解剖学Ⅱ 運動学Ⅱ

先輩からのメッセージ

林 美乃鈴さん(岐阜県 岐阜農林高等学校出身)
 入学の決め手になったことは、先生と学生の距離が近く、ここなら前向きな気持ちで学べると感じたから。施設が充実していることも選んだ理由のひとつです。私が好きな授業型式はグループワークです。同じ目標を持つ仲間と学び合い、高め合えることに魅力を感じています。将来の目標は、患者さんを笑顔にできるような理学療法士になることです。そのためにも一歩ずつ成長していきたいです。

教員からのメッセージ

藤原 美咲先生
理学療法治療学Ⅰ、理学療法評価学Ⅱ、理学療法評価学実習Ⅰ、地域理学療法学/
理学療法士・認定理学療法士
患者一人ひとりに寄り添うことができる人

 本校は理学療法を行う上で必要な知識や技術の習得を、ICTを活用した授業でより効果的に学習できるよう取り組んでいます。また、社会に出て「一緒にリハビリができてよかった」と言ってもらえる理学療法士になれるよう、医療従事者として必要な協調性や向上心を学ぶことを大切にしています。在学中は学科教員一団となり、学生生活が充実したものになるようサポートしていきます。

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電子テキストとAIを活用した「記憶定着システム」を採用
本校では、タブレット端末(iPad)を使用した電子テキストを採用。授業で使用するテキストをタブレット端末(iPad)にダウンロードするシステムなので、通学途中での予習・復習も容易です。「一括検索機能」も標準装備され、複数のテキストから調べたい項目を一挙にリストアップでき、効率的な学習が可能です。また、AI(人工知能)を活用した「記憶定着システム」も採用。いつでも、どこでもタブレット端末やスマートフォンを活用して復習問題を解くことができ、学習内容の記憶定着を促します。(作業療法学科も同様)
医療関係者のための医療情報総合Webサイト、メディカルオンラインが利用可能
メディカルオンラインは、日本国内の学会・出版社発行の雑誌に掲載された「医学文献」のデータベースサイトです。医療ジャーナルの検索、有料での文献全文閲覧・ダウンロードが可能で、医師・看護師・医療従事者が多く利用しています。
本校の学生は、メディカルオンライン有料サービスが利用可能で、授業の課題をはじめ、卒業論文作成、臨床実習のカンファレンス等で活用しています。(作業療法学科も同様)
専門学校では数少ない、医学部での解剖見学実習
2年生は、愛知医科大学の協力を得て解剖見学実習を実施しています。実際の献体を見学し、教科書に記載されている骨や筋を直接立体的に確認する貴重な経験ができます。愛知医科大学での解剖見学実習ができる同分野の専門学校は数少なく、身体の奥にある靭帯を観察することも可能です。(作業療法学科も同様)
国家試験合格の架け橋 Y-Aメソッド

Y-Aメソッドのイメージ

国家試験は、午前・午後あわせて200問出題されます。国家試験合格には確かな知識と同時に問題を速読し、瞬時に回答を導き出すスキルが必要となります。本校では3年生で、独自の国試対策、「Y-Aメソッド」を実施します。「Y-Aメソッド」の目的は①短時間で多くの問題を解くことにより速読力向上②グループ学習で互いに教えあうことにより確かな知識を習得の2点です。「Y-Aメソッド」でクラス一丸になって国家試験全員受験、全員合格をめざします。(作業療法学科も同様)