介護福祉士の仕事
- 生活全般のサポート
- 日常生活を営むのに支障がある利用者さんに対して心身の状況に応じた日常生活支援を行います。
- できることの尊重
- 専門的知識及び技術をもって「できる能力」を引き出す介護を行います。
- 本人、家族への指導
- 専門的知識をもって状況の課題分析を行い「その人らしい」生活が送れるように本人及び家族にアドバイスを行います。
- スタッフとの連携
- 医師、看護師、栄養士、療法士などと連携してこそ、よりよい介護が実現します。
介護福祉士の活躍の場
[就職]介護老人福祉施設 / 介護老人保健施設 / 障害者支援施設 / グループホーム等
その他にも福祉系四年制大学に3年次編入し、精神保健福祉士をめざすことができます。
4つの学びのポイントで、地域福祉に貢献
介護福祉士プラス各種資格取得をめざします
1年次は健康プロモEXをはじめ、福祉住環境コーディネーターや全国手話検定など、各種の資格取得もめざします。2年次はクラス一丸になって、介護福祉士合格を目指します。
手厚いサポートとゆとりの介護実習
福祉施設行われる「介護実習」は土日を除いた平日の午後4時まで。明るい時間に学校へ立ち寄ることができます。実習指導者の多くが本校の卒業生で、実習先に就職する学生も多いです。
地域福祉を理解する「学外体験学習」
ご利用者やご家族による講演会、地域の福祉フェスタやレクリエーション行事に参画します。また認知症カフェを学内で開催することで、将来、介護福祉士として「地域でなにができるか」を考えます。
臨床心理士がサポートする「ほっとルーム」
「ちょっと辛い」と思う日もあります。そんな時には誰かに話を聞いてもらいたいもの。本校では専門の臨床心理士が悩みや心配事を聞いてくれる「ほっとルーム」を設置し、さまざまな角度から皆さんをサポートします。(ほっとルームは毎週月曜日開設です。)
時間割
(1年次前期の例)
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | |
---|---|---|---|---|---|
1時限 9:30 ~ 11:00 |
介護の基本 | 生活支援技術 | 人間の尊厳と自立 | 生活支援技術 | PC・タブレット 活用技術 |
2時限 11:10 ~ 12:40 |
こころとからだの しくみ |
生活支援技術 | 生活支援技術 | 認知症の理解 | 介護過程 |
ランチタイム | |||||
3時限 13:30 ~ 15:00 |
実践手話技能 | 人間関係と コミュニケーション |
介護の基本 | コミュニケーション 技術 |
介護総合演習 |
4時限 15:10 ~ 16:40 |
こころとからだの しくみ |
特講 | 社会の理解 | 健康プロモEX |
教員からのメッセージ
介護福祉士・名古屋市認知症介護指導者・修士(医療・福祉マネジメント)・介護支援専門員
介護福祉業界で中核的役割を担える「介護福祉士」
利用者の高齢化や介護ニーズが多様化する介護福祉業界では、ご利用者一人ひとりが望む暮らしの実現に向け、チームケアが展開されています。本校では基本的な介護技術や知識はもちろん、学んだ知識技術を「教える」授業を実施。介護福祉業界の中核的役割を担う「介護福祉士」をめざし、学生、教職員が一丸となって取り組んでいます。
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- 全国初の取り組み「姿勢を整え」「痛みを取り」「健康を増進する」健康プロモEX
- 健康プロモEX(健康・プロモーション・エクササイズ)は介護職が実施できるリハビリテーションの1つで、「姿勢を整え」「痛みをとり」「健康を増進する」ことを目的としたエクササイズです。健康プロモEXを授業に取り入れたのは、全国で本校が初めてで注目されています。健康プロモEXには、身体全体の基本的な機能を維持・向上するメニューが数多くありますが、難しい手技は必要とせず、お年寄りや介護が必要な方にも無理なく日常生活の中で実践できるエクササイズになっています。健康プロモエクササイズ指導員の資格も取得でき、介護福祉現場で活躍できる基本的知識・技術に加え、指導力を身に付けます。
- 実習施設と学生のミスマッチを防ぐ実習ガイダンス
- 介護実習では、実習施設側の要望と実習に参加する学生のニーズが異なることがあり、実習先、学生双方が「こんなはずではなかった。」ということが起こりがちです。そこで、介護実習前に実習先の担当者の方を本校にお呼びして、実習施設や実習内容を直接説明する実習ガイダンスを実施。学生は複数の実施先の説明を聞き、わからないことは直接担当の方に質問が可能です。なお、介護実習は卒業生が指導にあたるケースも増えており、学生の多くが実習先に就職しています。
- 学費の心配をすることなく安心して学習できる介護福祉士等修学資金貸付制度
- 優秀な介護人材を確保することを目的に介護福祉士をめざす学生の皆さんに修学資金を無利子で貸与する「介護福祉士等修学資金貸付制度」が用意されており、本校でも多くの学生が利用しています。限度額は2年間で168万円(2023年度)です。この制度は、卒業後1年以内に介護の仕事に従事し、以後5年間介護の仕事を続けた場合、返済全額免除となる特典もついています。学費の心配をすることなく学習に打ち込めます。
*介護福祉士等修学資金貸付制度は介護福祉士を養成する大学、短大、専門学校で利用可能です。利用については一定の条件があり、申し込み方法は各都道府県により違いがあります。詳細は各都道府県の社会福祉協議会にお尋ねください。