4月６日（木）、作業療法学科２年生、３年生を対象に名古屋市子ども青年局子育て支援部の担当者様から、「名古屋市の療育に関する現状」と題して、特別講義をしていただきました。 療育とは障害のあるお子さまやその可能性のあるお子さまに対し、個々の発達の状態や障害特性に応じて、今の困りごとの解決と、将来の自立と社会参加を目指し支援をすることで、療育支援に療法士が関わることの重要性が見直され始めています。 作業療法学科では、発達分野に興味を持っている学生は多いですが、今までは、療育の現場で、実際に作業療法士が活躍する場面を知る機会が少なかったことが実情でした。 今回の特別講義では名古屋市内に５カ所ある、地域療育センターの活動を通して、名古屋市の療育に関する制度や施設についてご教示いただけました。 講義終了後に質疑の時間をいただきましたが、学生たちから積極的な質問も出され、学生達には非常に有意義な時間になったと思っています。 これを機に、療育に興味を持ち、この分野で活躍する学生が誕生することを願っています。