2023年12月15日（金）、作業療法学科2年生が今年度２回目となる「多職種連携学習（IPE）」を実施しました。

現代の医療・介護福祉現場で重要なとなる「多職種連携」では、様々な専門職が互いの考えを伝えあい、治療や支援の方向性を共有、チーム一丸となって取り組みます。この「多職種連携」の実施に必須となる知識や技能を学ぶ実践的学習が、「多職種連携学習（ＩＰＥ）」です。

本校作業療法学科では、多職種連携の必要性をはじめ、具体的な連携のとり方や注意点などを実践的に学ぶため、安城市医師会安城碧海看護専門学校2年生と連携授業（対面形式）を実施しています。作業療法士、看護師、それぞれ別の専門職を目指す学生たちが、互いの知識や技術をフル活用し、学びを深めています

今回は、事例検討を通し、それぞれの専門性、役割、視点などの共有を目的に、事前に提示された模擬事例に対し、お互いの治療目標及び治療・支援内容をディスカッションしました。また、実際に多職種連携が必要となる場面を想定し、それぞれの職種が果たす役割について実践的かつ専門性の高い討議を深めることができました。

多（他）職種かつ他校の学生と連携した時間に、どちらの学生も緊張した様子で始まりましたが、徐々にお互いの距離が近づき真剣な眼差しで討議する姿は、すでに作業療法士、看護師そのものでした！

貴重な機会の実現に向け、ご協力をいただきました安城碧海看護専門学校様に感謝申し上げます。