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令和8年度 あいち福祉医療専門学校入学式を挙行しました

2026/04/07

4月3日(金)、ANAクラウンプラザホテルグランコート名古屋において、令和8年度入学式を挙行しました。

日は一般社団法人愛知県精神保健福祉士協会辻川幸博会長、東刈谷八木医院八木亮院長を来賓にお迎えし、新入生182名を無事迎え入れることができました。


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【令和八年度 あいち福祉医療専門学校 入学式 校長式辞全文】

182名の新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。

そして本日、ご臨席いただきましたご家族の皆様に、心よりお祝いと感謝を申し上げます。

大切なお子様を本校へお預けいただき、ここまで育て支えてこられたご家族の皆様のご尽力に、まず深く敬意を表したいと思います。

本日は一般社団法人愛知県精神保健福祉士協会辻川幸博会長、東刈谷八木医院の八木亮院長をお迎えし、このように盛大に入学式を挙行できますことを、教職員一同、大変うれしく思います。

本校は、平成十四年に介護福祉学科・精神保健福祉学科を設置して開校し、平成十七年には理学療法学科・作業療法学科を加え、現在の「あいち福祉医療専門学校」として発展してきました。

さらに昨年度から国際介護学科が加わり、国内外の医療・福祉の現場で活躍できる人材の育成を進めています。

設置された5学科は、同じ理念のもと、対人援助の専門家を養成していることは、本校の大きな特徴です。

本校は創立以来、「S-S-K about well-being」という理念を大切に掲げてきました。

これは単なる標語ではなく、皆さん一人ひとりが「対人援助の専門家」として成長していくための根幹となる指針です。最初のSはStudy(学び続ける姿勢)です

医療・福祉の現場では、人の命や生活に直接関わる責任が求められます。

そのためには、国家試験合格や在留資格取得試験を目指すだけでなく、いつでも「学び続ける姿勢」が欠かせません。

Study の「学ぶ」とは、単に知識を覚えることだけではありません。

利用者さまの言葉に耳を傾けて学ぶこと、仲間や教員との対話から学ぶこと、失敗から学び、次に生かすこと、こうした日々の積み重ねが、皆さんを確実に専門職として成長させてくれます。

次のSはSmile(笑顔の力)です。

笑顔は、対人援助の現場で発揮される「最大の コミュニケーション力」です。

緊張している利用者さまが、ふと見せた職員の笑顔に安心することがあります。

落ち込んでいた家族が、優しい笑顔で救われることがあります。

医療・福祉の技術はもちろん大切ですが、笑顔がもたらす安心感は、目に見えないけれど確かな効果を持っています。

皆さんの笑顔は、人の心を解きほぐし、勇気を 与え、信頼を深める力を持っているのです。

最後のKはKindly(思いやりの姿勢)です。

Kindly は、「親切」や「やさしさ」という言葉だけでは語りきれません。

大切なのは 相手の立場に立つ心です。

「この人はどんな気持ちだろう」「何に困っているのだろう」「どうすれば少しでも楽になるだろう」そうした姿勢は、専門知識以上に支援の質を左右します。

Kindly は、対人援助の根幹であり、皆さんが最も大切にすべき姿勢です。

Study(学ぶ力)、Smile(笑顔)、Kindly(思いやり)この三つがそろったとき、皆さんは初めて、人の人生を支え、地域を豊かにする"本当の専門職"になることができます。

well-being とは、ただ幸せという意味ではありません。

「心も体も、そして生活も、安定し、満たされている状態」を指します。

利用者さまにとっての well-being 家族にとっての well-beingそして働く皆さん自身のwell-being、S‑S‑K は、そのすべてを実現するための羅針盤なのです。

皆さんはこれから、あいち福祉医療専門学校で勉学に励むこととなりますが、勉強に近道はありません。

当たり前のことを当たり前に行うこと。

イエローハットの創業者であります 鍵山秀三郎氏がその著書で述べた「凡事徹底」がとても大切です。

毎日机に向かう。

授業をしっかり受ける。

時間を守る。

小さな積み重ねが、将来の大きな自信と実力につながっていきます。

対人援助の現場では、一人の力だけでは支えきれない瞬間が必ず訪れます。

だからこそチームワークが欠かせません。

冬季オリンピックのフィギュアスケート団体戦では、氷上に立つ選手は一人で演技をしているように見えます。

しかし、実際には、リンクの外に仲間がいて、祈るように見守り、励まし合い、失敗すれば共に悔しがり、成功すれば自分のことのように喜ぶ、そんな温かく強い絆が存在しています。

そして、仲間の想いを背にしてリンクへ向かう選手の姿には、私たちが歩むべき"対人援助の専門職の姿"が重なります。

誰かがつまずいたときは支え合い、誰かが苦しいときは声をかけ合い、そして喜びは皆で分かち合う。

その総和が、ひとつの大きな力となり、人の人生を、地域を、そして社会を支えていくのです。

皆さんがこれから歩む医療・福祉の現場も、まさにこのフィギュアスケートの団体戦と同じです。

どんなに優れた知識や技術があっても、心を寄せ合う仲間がいなければ、本当の支援は生まれません。

どうか学生生活の中で、喜びも悔しさも分かち合える仲間をつくってください。

未来の現場で、互いの存在が力となる、そんな関係を築いてほしいと願っています。

さて、本校では勉強だけでなく、レクリエーションデーやスポーツ大会など、仲間と絆を深める機会が豊富に用意されています。

また、臨床心理士による「ほっとステーション」も毎週開設しています。

悩んだとき、疲れたときはいつでも相談してください。

心の健康も学びの一部です。

皆さんが、あいち福祉医療専門学校での学びを通して大きく成長し、将来、地域社会や世界で 活躍できる専門職として羽ばたくことを心から期待しています。

ご家族の皆様にも、引き続き温かいご支援を賜りますようお願い申し上げます。

以上、令和八年度入学式の式辞といたします。


令和八年四月三日

あいち福祉医療専門学校

校長 高橋 裕介

すべての人に健康と福祉を質の高い教育をみんなに働きがいも経済成長も